ラヴィが来た日 |
---|
ラヴィが我が家の一員となった記念すべき日です。 |
オーナーが本を出してきて「ラサ・アプソ」のページを見せてくれました。そこには、 今目の前にいる黒いかたまり?!とは似ても似つかない、美しいゴールドのロン毛を なびかせた犬がいました。私達は、ますます???? オーナーいわく、「とてもいい犬ですよ。そんなに大きくならないし、かといって 華奢でもなく丈夫です。何より毛があまり抜けないんですよ。」と手放しで推薦です。 |
何よりこの子犬は懸命に私達のほうを見つめて、手を伸ばしてきます。「早く僕を連れていって」と
言っているみたいで、とてもそのままそこを立ち去る気になれませんでした。 |
うちに連れて帰る前に、シャンプーしてもらうことになり、いったん帰宅しました。 でも帰宅するとまた少しためらいが出てきました。昼間、この子は一人でお留守番しなければいけません。 それは可哀想じゃないかしら。ごはんや、トイレは大丈夫かしら。心配でたまらなくなりました。 でも、子犬を我が家に迎えることは、もう決まったんです。 |
再びペットショップに迎えに行くと、水色のリボンをちょこんと結んで、新しい家族が
待っていました。しのんママに抱っこされて車に乗り込み、さあ、我が家に出発です。
車の中で早速名前選びが始まりました。
実はしのんママの家族には2年前にとても悲しく辛い出来事がありました。ユイの弟が生まれるときに
お星様になってしまったことです。しのんママは、その悲しみからなかなか抜け出せませんでした。新しい家族を迎えたくてしかたありませんでした。そしてラヴィが来ることに
なったんです。 |