12月24日
今日はクリスマスイヴ・ダイビングということになりました。ホテルのロビーのクリスマスツリーには雪はありませんが、ソリに乗ったサンタクロースはいました。 （写真の右下）
初ボート体験です。今まではビーチから潜っていましたが、ボートで沖まで出て潜るのです。この日は風もなく気持ちがよく晴れて、それほど暑くないという最高のコンディションでした。ユイが船酔いするのが心配で、 スーパーで酔い止めを買い（日本製がありました）「遠くを見れば大丈夫だよ」とみんなで声をかけていると無事にディンプルというポイントに到着。 エントリーはボートの縁に腰掛けて後ろ向きに海に倒れるので、ちょっと恐い…感じ。
みんなが次々にエントリーして、さて、最後がママ。ザブンと潜って２，３秒で体がくるりと回転して頭が水面に出て、と、そこまではよかったのですが、 見えるはずのボートやロープや、みんなの姿がなぜか見えずに焦ってしまい、関係ない方向に泳いでしまいました。連れ戻しに来てくれて合流。あーびっくりした。 水中では何より落着くことが第一、と身にしみて思ったのでした。
潜ってみると、そこは本当に初めて見る美しい世界が広がり、青いサンゴ礁とカスミチョウチョウウオの 大群が出迎えてくれました。透明度は３０Ｍ以上ということで、うっとりするくらい綺麗な海中でした。

ところが、ボートに戻ったとたんにまたママに異変が…思いっきり気分が 悪くなってしまったのです。この気分の悪さはビーチに戻っても続き、２本目はリタイアしようかと本気で思ったのですが、ボートのキャプテンが「今日の海は本当に綺麗だから、潜らないと もったいないよ。近いポイントに変えて潜ったら？もちろん、無理にとは言わないけど。」と言ってくれたので、頑張ってみることにしました。キャプテンは、日系なのか日本語が上手で背が高く、ハンサム！ (だから、というのでもないけど) 本当はエイを狙ってアイスクリームというポイントに行くつもりだったのですが、ここはパイプというポイントで海底が真っ白な砂地になっています。ボートの上からはエイの姿が見えたのですが、潜ってからは見つけられませんでした。エントリーも今回は落着いてできました。
ボート２本を終えて、お昼休みになりました。ＳＦＤ（スーパーフィッシュダイビング）のショップに戻ると、Ｘマスケーキが待っていました。 スタッフの方たちと 一緒に「メリークリスマス！」ユイは「Ｘマスはおうちでやったほうがいいよ」と、文句を言っていたのですがこのケーキに、にっこり。スーパーで見たケーキは カラフルで派手だったのですが、これは日本式で味もＧＯＯＤでした。

３本目が、サイパン最後のダイブになりました。昨日のラウラウです。もう終わりなんて残念。ユイがさかんに「どうしてもう一泊しないの」と残念がりました。 飛行機に乗る最終日はダイビングできないことになっているのです。 夜、ガラパン（繁華街）の街に出てみました。ホテルで花火が上がったりはしましたが、ローカルの人はみな家で静かに聖夜を祝うらしく、落着いた雰囲気でした。 夕食はイージーキッチンというお店で、ワタリガニのパスタや、イカの変わり揚げなどとっても美味しかったです。

サイパンにはグロットという世界的にも有名なポイントがあるのですが、今回は残念ながら行くことができませんでした。その他にもたくさん潜ってみたいところがあります。 近いし安い、また絶対にサイパンに来て潜りたい！と決意した”こいちゃんずふぁみりい”でした。
12月25日
フライトが３時５０分なので、２時までにホテルに戻ればホテルの車で空港まで送る、ということでショッピングに出かけました。あれこれお土産を買いホテルに戻ると フロントのお姉さんが首をかしげています。どうも送ってくれるはずの車がない、ということらしい。「空港に迎えに行ってしまった」えー、何で？タクシーで行く？ でも、今のショッピングでほとんど現金は 使いきってしまい、タクシー代は手元にない…焦る私たちに、お姉さんは「私の兄の車を出しましょう（兄もこのホテルで働いている）」と言ってくれました。やれやれ、 助かった。ここで焦ったせいかもう一つ失敗がありました。トランクから長袖を出しておくことです。真冬の成田に着いた私たちは、トランクが出てくるまでＴシャツ１枚で 過ごしたのでした。

水温　２８度　　MAX深度　１９M　
　ダイブタイム　３０分　透明度　３０M以上

見た魚：カスミチョウチョウウオ、キイロハギ、クギベラ、マツカサウオ他多数
メモ：初めてのボートで緊張したためか焦ってしまった。１９Mまで潜ったのも初めてで海底に沈んでいるという実感がした。

　　水温　２８度　ＭＡＸ深度　１４Ｍ
　ダイブタイム　４２分　　透明度　３０Ｍ以上　

　見た魚：　ダスキーアネモネフィッシュ、コガネヤッコ、モンツキハギ、セナキルリスズメダイ他多数、
メモ：ユイがなかなか耳抜きができずに苦労する。鼻がつまっていたらしい。白い海底がとても綺麗だったが、魚は少なめだった。