2002,5,8GW裏話
GW,特に5月3日の下りの中央道は、毎年殺人的な渋滞です。30キロくらいの渋滞になると、
頭がぼーっとしてきて「ここはどこ?なぜ私はこんなところに?」とでもいうような、感じになります。
こいちゃんずは、お盆とお正月に必ず中央道を
通って帰省して、その混み方がいかにすさまじいか身をもって体験しているので、逃げ場の無い5月3日に
中央道は絶対乗らないと決めていました。でも、今回その「タブー」を破ることになりました。
考えたのが2日の夜に出発し、諏訪の妹宅に泊めてもらうということでした。しかし、夜7時には首都高は
すでに満杯でなかなか抜けられず、中央は渋滞こそないものの、車が多くて思うように走れず。
結局、家を5時半に出て諏訪に着いたのが12時近くなっていました。「GW恐るべし」
3日は蓼科を廻って清里に行くことにしました。蓼科は諏訪インター、清里は須玉インターを使うのが
一般的ですが、両方とも出口から混むのは必至です。そこで、裏技として!諏訪南インターから原村を
通っていくとあまり混みません。快適な高原ドライブを楽しむことができます。
蓼科の目的は「エスポワール」という欧風レストランで、ベーコンを食べることでした。「どっちの料理ショー」で
シェフ手作りの究極のベーコンが紹介されたからです。ユイがベーコンが大好物なんです。
別荘地の中の静かなお店はベーコンなどの燻製はもちろん、パンやハーブなど、自家製にこだわったシンプルなお店でした。
外のテラスから木に登るリスが見えました。
ところが、肝心のユイはベーコンを食べてもノーコメント。私も食べてみてユイの沈黙の訳が分かりました。
「これは、いつも家で食べるベーコンとあまりに違っている!」シンプルな燻製としてのベーコンはそのまま煙の
味がするのでした。全然脂っぽくもありません。大人向きの深い味わいでしたが、複雑な顔のユイがおかしくて、笑ってしまいました。
もちろん、ベーコンだけ頼むわけにはいかなかったので、鳩のロティ、白アスパラのサラダなど、珍しいものを
一緒に頼んでみました。味付けが非常にシンプルで、素材の味で勝負していることがよく分かるお料理でした。
2階には客室もあって泊まってゆっくり食事を楽しむこともできます。秋のきのこも絶品とのことで、
また来たくなるお店でした。
燻製(くんせい)小屋
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