2001,8,30
先日、両国の江戸東京博物館で開催中の「ポンペイ展」に家族で出かけました。”江戸博”っていつできたのかも
知りませんでしたが、巨大な建物でびっくり!江戸から昭和まで町並みや暮らしの様子などを再現した常設展と、
企画展(今回はポンペイ展)に分かれています。 ポンペイは私が10年以上前に旅行したことがある思い出の場所で、
西暦79年、ヴェスヴィオ火山の噴火で火山に埋もれた古代ローマの都市です。2000年前にこんなにも豊かな人々の
暮らしが営まれていたことが、そしてその全てが灰に埋もれたということが、深い感慨を呼ぶのです。
心に残った展示品としては、市民の子供が自由の証(奴隷ではない)として身に付けたという金の首飾りなどの
繊細な装飾品、今でもそのまま使えそうな食器などの生活用品、それと灰に埋もれた人間の石膏型取りと一緒に、犬の型取りもあり、ドキっとしました。犬は番犬としてたくさん飼われていたようで、
今回の展示にはありませんでしたが、ポンペイ遺跡では玄関の床に大きな犬のタイル画が描かれていました。
ところで、今回はパパの運転で出かけたのですが、首都高を降りると東京の道路はもう、何が何やら…
「江戸博が見えた!右折、右折!」ん?婦警さんが手を振ってるよー?「え?右折禁止だって。」「でもバス
曲がったよー」結局、その道は昼間は右折禁止。ただし路線バスはOKということらしい。罰金7000円…
帰りは帰りで、首都高の乗り口にたどりつかない。「あっ、看板あった。だめ、あれは逆方向。あっ、あれじゃない?
だめ、”常磐道へは行けません”だよ」結局、1時間近くかかり、やっと帰途につきました。
カーナビ買うまで都内にはもう車で行きたくない、のでした。 そうそう、帰る前に、調べておいた浅草の,
大きいてんぷらで有名なお蕎麦やさんに行きました。私とユイは「天丼」を頼み、大きな海老天が2匹はみ出していて満足でした。パパは、
散々悩んだ末に「天そばせいろ」を頼み、海老天が1匹しかなくて茫然としました。この日はパパの受難の日でした…
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